群馬県人、グンマー帝国民の共通語である『上州弁』が絶滅危機に!  だから絶滅危惧上州弁保存会ををわざあとこせーたんさー。
 
日本で唯一の上州弁のマンガ『おらぁ、まゆべえ』。人知れず不定期連載中…、愛読者ははたして存在するのか? 
 
『まゆべえ』最新ニュース
★株式会社スクープクリエーション様から、iPhoneケーストートバッグキャップボクサーパンツなどの『まゆべえグッズ』が2014年7月に発売されました!

アマゾンで販売中の『まゆべえ』グッズ
   
世界でただ一つの
上州弁4コマ漫画
『おらぁ、まゆべえ!』
第1回
第2回
第3回
第4回
第5回
第6回
第7回 
第8回
第9回
第10回
第11回
第12回
第13回
第14回
第15回
第16回
第17回
第18回
第19回
第20回
第21回
第22回
第23回
第24回
第25回
第26回
第27回
第28回
第29回
第30回

   
   
 ★絶滅危惧上州弁保存会とは?

日本有数の、荒っぽい(?)言語である上州弁(群馬県の方言)の文化を残すために結成された上州文化を愛する者の会です。


平成26年6月、富岡製糸場が世界遺産登録されました。

しかし、現在の富岡市では、かつては3000戸もあった養蚕農家は、わずか10戸ほど。

また、ちょっと前なら、普通に使われていた上州弁さえ、最近はほとんど聞かなくなるなど、まさに地域のアイデンティティーが失われようとしています。

そんな中、群馬県民、グンマー帝国民としての誇りと熱い情熱を持った、トミオカの『おとこし(男性)』が立ち上がり、このたび『絶滅危惧上州弁保存会』を設立しました。

また、長年この風土の中で育まれた上州文化の代表である上州弁を、『何としても後世に残したい』という思いで、上州弁を紹介するこのサイトも立ち上げました。


当会のマスコットは、繭をモチーフにした『日本一ゆるい、ゆるキャラ』の『まゆべえ』です。

この『まゆべえ』が主人公の、世界に一つの上州弁4コマ漫画で、広く上州弁及び上州の情報を伝えていこうと考えております。

残念ながら群馬県は、非常に存在感が薄い、地味な県と思われています。

しかし、それは、群馬の情報が正しく周知されていないためであって、群馬は47都道府県の中でも、たいへん特徴豊かな地域です。

私たちは、何としても、この群馬を盛り上げて、『群馬出身イコールうらやましい』と思われるくらいに、群馬のイメージを変えたいと思っております。

群馬に、ご興味がある方々に、まゆべえ4コマ漫画を楽しんでもらいながら、上州弁を知っていただければ幸いです。

また、ご機会ございましたら、ぜひ、富岡市にもお出かけください。

★関連サイト
とみおか・さんべえ・プロジェクト


★『まゆべえ』のキャラクター使用については、メールでご連絡ください。

mohara@aol.jp
 絶滅危惧上州弁保存会 会長 茂原正秀  


こんなんが、普通に使えりゃ、おめえも立派な上州人だんべえな。

【けえる】
 「帰る」という意味。
 そろそろ、けえるべえ。(そろそろ帰りましょう)

【とぶ】
 「走る」という意味。
 ぐずぐずしてねーで、とんでこい。(ぐずぐずしないで、走ってきなさい)

【うすべってぇ】
 「薄い」という意味。
 この布団はうすべってぇなぁ。(この布団は薄いですね)
【きない】
 「来ない」の意味。
 あんにゃーろう、きねぇなー。(あの男のひとは来ませんね)

【こせーる】
 「つくる」という意味。
 この犬小屋は、じいさんがこせーたんさ。
    (この犬小屋はおじいさんがつくりました)

【むぐってー】
 「くすぐったい」の意味。
 背中がむぐってーやい。(背中がくすぐったいです)

【こないだ】
 「この前」の意味。
 こないだ、焼き饅頭くってきたい。(この前、焼き饅頭を食べてきました)

【ぶちゃる】
 「捨てる」の意味。 
 こんなとこに、ごみ、ぶちゃるない!
 (このような所に、ごみを捨てないでください) 

【かんます】
 「かきまぜる」の意味。
 もっとよくかんませ!(もっとよく、かきまぜてください)

【くたびれる】
 「古くなる」という意味。
 このかばんは、くたびれてきたなー。(このかばんは古くなってきましたね)

【よいじゃねえ】
 「容易ではない。簡単ではない。」の意味。

【はー】
 「もう」という意味。
 はー、いいか?(もう、いいですか)

【めっかんねえ】
 「見つからない」という意味。
 財布がめっかんねえやい。(財布が見つかりません)

【〜だけんど】
 「〜ですが」という意味。
 畑にいくべえと思ったんだけんど、大雨でいけなかったい。
 (畑に行こうかと思ったのですが、大雨で行けませんでした)

【おっぱじめる】
 「始める」という意味。
 そろそろ、おっぱじめべえや。(そろそろ始めましょう)

【よめご】
 「お嫁さん、嫁」という意味。
 息子のよめごは、東京からきたんさ。(息子の嫁は東京からきました)

【しこう】
 「格好、服装」という意味。
 そんなしこうして、どこ行くんだ?
 (そんな服装をして、どこにお出かけですか?)

【かんべんな】
 「勘弁してください。ごめんなさい」の意味。
 
【おこんじょ】
 「意地悪」という意味。
 そんなおこんじょ、すんない!(そんな意地悪をしないでください)

【わざあと】
 「少し」という意味。
 雨がわざあと降ってらい。(雨が少し降っています)

【とびっこ】
 「徒競走。走ること」の意味。
 おれんちのあんちゃんは、とびっこははえーで。
 (私の兄は、走るのは速いです)

【めっぱ】
 「ものもらい」のこと。
 めっぱができちまって、まいったい。
 (ものもらいができてしまって、困りました)

【じゃ、ごめんなさい】
 別れのときの挨拶。「それでは、これで失礼します」という意味。

【はりえーわりーのう】
 「残念です。がっかりです」と、失望したときの表現。

【くれる】
 「あげる。与える」の意味。
 花に水くれたか?(花に水をあげましたか?)

【おとこし・おんなし】
 「男性のみなさん・女性のみなさん」を指すことば。
 おとこしは庭に出てくんない。ほんで、おんなしはお勝手をたのまあのう。
(男性のみなさんは庭に出てください。そして女性のみなさんは台所をお願いします)

【ほんなげる】
 「投げる」の意味。
 
【はー、しまいにすべえ】
 「もう、終わりにしましょう」という意味。

【げーに】
 「強く、本気で」という意味。
 もっと、げーにかんませ!(もっと強くかきまぜてください)

【ろくすっぽ】
 「ろくに、十分に」という意味。
 つまんねー映画だったんで、ろくすっぽ見ねえうちに、寝っちまったい。
(つまらない映画だったので、ろくに見ないうちに、眠ってしまいました)

【とくせえ】
 「いっぱい」という意味。
 ナスがとくせえできっちまって、食いきれねぇや。
 (ナスがいっぱいできたので、食べきれません)

【これっちんべ】
 「とても少ない」状態を示すことば。
おめぇ、これっちんべしか食わねーんかい?
(あなたは、こんなに少ししか食べないのですか?)

【せわねー】
 「心配ない・大丈夫」という意味。
わざあと雨が降ってるけんど、このくれーならせわねーや。
(少し雨が降っていますが、この程度なら大丈夫ですよ)


 

 
 『まゆべえ』は商標登録されているキャラクターです。
商標登録証 登録第5520970号
 
   
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